きのう鉄板焼き屋で隣の隣の隣の座敷、父親というかそういう役割年頃の男性不在、北斗晶のような喋り方の小綺麗な40代後半の母親と大学生男女、女子中学生の家族連れに居合せ。何やらその北斗晶と顔見知りらしい店員も北斗晶っぽい。北斗晶1「あたし会社辞めさせられちゃったよ!」北斗晶2「え?マジで?なんで?どうすんの?」北斗晶1「旦那に女が出来た嫁は辞めさせられちゃうらしいよギャハハ」北斗晶2「なにそれ?大丈夫なの?」北斗晶1「もう無職よ今、なのにこの人たちがすごい食べるもんだからー。あんたたち牛すじお好み焼き食べんの?ぜってー残すなよ?」店はさほど大きくなければ彼女らの声がでかいという仕組みを持ってして会話が猛烈な勢いで我々に押し寄せ何も喋れず、向かいで焼き奉行をする人と目を合わせては「すごい…」と呟くかグラスに瓶ビールを注ぐかのどちらかで気を紛らわし。しかしそれは私たちが店を出るまで終わることなく。
北斗晶1「さっき駅前で仲良く手なんか繋いで歩いていやがって、みんなで写真とビデオ撮りまくり。これ使えるかな?って。もうほんとすごいんだから白昼堂々。いつだったか俺に娘なんかいませんとか言われちゃって。」子供1「昼顔」子供2「昼顔は100歩譲って上戸彩だから仕方ない」子供1「あんな綺麗なもんじゃない」北斗晶1「あたしは上戸彩じゃない」「あたし会社辞める時警察呼んでー!ってパソコン倒して大暴れして」「今裁判3つやってるもんね、旦那と女と会社」私「(地獄!!!!)」
これが延々と降り注ぐのですよ我々に、我々の明太もちチーズもんじゃに、ジュウジュウと鉄板を熱くして。すごい熱量で。ぐったりしながらコンビニでパピコを買い他人の昼顔を冷まし帰った夏の夜。